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自然沈降・X線透過方式分散性評価装置
LUMiReader X-RAY(ルミリーダー X-RAY)

光学式では測定不可能な分散系の分散安定性、沈降層の高精度分析に!

LUMiReader X-Ray

X線透過式のLUMiReader X-RAY(ルミリーダー X-ray)は、原液のままで超高濃度分散液やナノ粒子分散液中の濃度変化や迅速な分離現象を研究することに特化した装置です。従来の光学式では測定不可能な超高濃度・超濃色、あるいは透明な分散液をX線を用いることで分析することができる今までにはない画期的な装置です。

 

自然沈降・X線透過方式分散性評価装置LUMiReader X-RAY 特長

 ▶ 透明なサンプルから超高濃度・超濃色サンプルまで測定可能(最大濃度は100 Vol%)
 ▶ 沈降層内の濃度勾配評価
 ▶ 複数粒子の沈降挙動の観察
 ▶ リアルタイム、非侵襲的かつ非破壊的な分析
 ▶ 沈殿層高さの解析や充填密度解析、凝集粒子の有無の評価
 ▶ 複数粒子の個々の沈降を検知(電池スラリー、UVローション等)
 ▶ LUMSizer/Fugeとの組合せによる分析

 

自然沈降・X線透過方式分散性評価装置LUMiReader X-RAY 測定原理

超濃厚サンプルで光が透過しない、透明で光学式では検出できないサンプルでもⅩ線透過方式の採用で、分散性評価が可能です。

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【動画】LUMiReaderX-rayを用いた分散性評価

自然沈降・X線透過方式分散性評価装置LUMiReader X-RAYを用いた分散安定性評価例

光を透過しない超濃厚懸濁液の相分離の様子(MoS2-Graphit)

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ポリマー分散液相及び沈降層形成プロファイル

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分離後のオイルサンドの外観とX線強度プロファイル

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遠心凝固後の石灰の充填密度勾配

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不透明分散系で進行する清澄と堆積層の形成のX線位相検出

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分散安定性とは  

「分散性」とは微粒子化のし易さ、液中で凝集している粒子のほぐし易さを指すことが一般的です。しかし、実際には「分散性」の言葉の中に「分散安定性」も含めてしまい、とくに区別せずに使われる場合があります。ISOのTR(Technical Report)-13097では、この「分散安定性」を定義されています。分散安定性とは「分散状態が時間の経過とともに変化しないこと、あるいは変化に対する抵抗が大きい様子」と定義されています。ここで言う変化とは、凝集や合一だけでなく、沈降や浮上(クリーミング)、オストワルドライプニングなども含んでいます。 

→弊社コラム『分散・凝集AtoZ』より抜粋 分散性・分散安定性・凝集状態の意味するところ

 

 

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LUMiReader X-ray 測定事例