2017/09/14

分散・凝集セミナー第6回実用講座 実践に必要な塗工材料評価・塗工表面評価 双方からのアプローチ

分散・凝集セミナー第6回実用講座

実践に必要な塗工材料評価・塗工表面評価
双方からのアプローチ
-濃厚分散系評価技術とレオロジー・界面特性評価の関係性-

 

塗工工程に於いて重要なスラリーの分散・凝集特性を評価する際、濃厚系に直接適用可能な手法はあまり認知されていないので、一般的には、レオロジー特性を評価する、あるいはスラリーを一旦希釈してからレーザー散乱回折法等で粒子径分布を評価する場合が多い。しかし、「スラリーの粘性には差が見られているにも関わらず、粒子径分布には何ら差が見られず、困っている」、「湿式粉砕や混練機で処理した直後あるいは処理後の経時毎の状態をそのままの濃度で希釈せずに評価したい」と言ったご相談を良くお受けする。また、スラリーの問題だけでなく、塗工表面の状態把握も塗工性に於いて重要なファクターになってくる為、双方の評価を総合的に行う必要がある。

そこで、今回の講座では、開発速度や工程管理技術の向上を目指す方々にご活用頂ける内容として、「実践に必要な塗工材料評価・塗工表面評価双方からのアプローチ」をテーマに取り上げてみた。塗工工程に於ける濃厚分散系スラリーやペーストの調整・管理・評価、塗工表面との界面特性などでお困りの方にご聴講頂けたら幸いである。

 

【セミナー概要】

主  催:株式会社アントンパール・ジャパン 協和界面科学株式会社、MSサイエンティフィック株式会社

開催日時:2017年9月14(木) 13:30 - 17:00 (13:00開場)

開催場所:名古屋ダイヤビルディング1号館 131会議室

定  員:30名 ←満席になりました。多数の申込みありがとうございました。

参加費 :無 料

申込締切:2017年9月11日(月)

 

【プログラム】

13:30 - 14:30 「濃厚分散系評価の現状と必要性-濃厚系評価の難しさと評価のポイント-」
          講師 武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社  武田 真一 様

14:30 - 15:20 「粘弾性測定による分散特性の評価手法について」
       講師 株式会社アントンパール・ジャパン 
          粘弾性測定プロダクトマネージャー    宮本 圭介 様

15:20 - 15:30    休 憩

15:30 - 16:20 「固体の表面自由エネルギーとぬれ性,接着性との関係性」 
       講師 協和界面科学株式会社 
          技術部 技術部長 塩村 直人 様
          技術部 研究課    和田 美咲 様

16:20 ‐ 17:00    「濃厚系スラリー及び塗工膜の評価」~電池関連材料、カーボン材料、無機材料を例として~ ←←追加になりました!
       講師 株式会社住化分析センター 
          技術開発センター グループリーダー  今西 克也 様

17:00 - 17:40 個別相談会 (各講師に個別にご相談、名刺交換等行えます。)