2016/11/28

分散・凝集性セミナー 第4回実用技術講座 ゼータ電位の基礎と超音波スペクトロスコピー

分散・凝集性セミナー 第4回実用技術講座

ゼータ電位の基礎と超音波スペクトロスコピー

-超音波評価法の最新情報と実用例から学ぶ分散・凝集評価-

 

 最終製品や中間製品としてスラリーの品質を管理する際、光が透過しない粒子濃度が高い分散体では製品の特性をレオロジー特性や粒子径分布によって解釈される方が多く、「スラリーのレオロジー特性には差が見られているのだが、希釈して粒子径を測定すると何ら差が見られず、困っている」と言ったご相談をよくお受け致します。さらに、上記のような経験をお持ちの方からは「湿式粉砕や混練機で処理をした直後あるいは処理後の経時の状態をそのままの濃度で希釈せずに評価したい」と言ったご要望も最近、多く頂くようになりました。その結果、濃厚系のまま適用できる各種分析法を組み合わせて、分散・凝集の動的挙動を評価する機会やアプリケーションがずいぶん増えて参りました。以上のような経緯から、今回の講座では、分散凝集の基礎講義に加えて、開発速度や工程管理技術の向上に直ぐにお役立て頂ける内容として、「濃厚系評価の必要性を実例と共に紹介すること」を取り上げさせて頂きました。ゼータ電位の基礎や超音波スペクトロスコピー、濃厚系スラリーの調整・管理・評価などでお困りの方に御参加頂けましたら幸いです。

 

【セミナー概要】                                                       

主  催:武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社(運営協力:MSサイエンティフィック株式会社)、日本ルフト株式会社

開催日時:2016年11月28日(月) 13:00 – 17:00 (12:30開場)

開催場所:日本化学会館(東京都千代田区神田駿河台1-5)

定  員:50名(満席になり次第、募集を終了させていただきます。)→満席になりました。

参加費用:2,000円

申込締切:2016年11月24日(木)

 

【プログラム】

13:00~14:10 「分散・凝集評価のためのゼータ電位の基礎」

 講師 東京理科大学 名誉教授 大島 広行 先生

分散・凝集性評価に必須なゼータ電位やDLVO理論に関して、分かり易く解説して頂きます。


14:15~15:15 「超音波を用いた濃厚スラリー/エマルション並びに多孔質材料特性評価の新技術とアプリケーションの紹介」

 講師 米国Dispersion  Technology社  社長 Dr.Andrei Dukhin 様

日本語解説付き

 

15:15~15:30          休  憩 


15:30~16:30 「なぜ濃厚系評価が必要なのか?-超音波法による分散・凝集の評価実例紹介-」

講師 武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社 武田 真一 様

 

16:30~16:55 「超音波スペクトロスコピーを用いたLIB正極スラリーの評価事例」

講師 株式会社住化分析センター 相沢 詩織 様


17:00~17:50    個別相談会   各講師に個別にご相談、名刺交換等行えます。