【開催案内】分散・凝集性セミナー「分散性/分散安定性を考える」
分散・凝集性セミナー 第1回実用技術講座
分散性/分散安定性を考える
-実用分散系の機能・特性と分散性の関係を探る-
インク、化粧品、電子セラミックススラリー、医薬品、食品など実用分散系の組成は複雑なものが多く存在します。一方、コロイド科学で扱われる理論はその多くが粒子濃度の低い、いわゆる希薄単一粒子系を対象として発展してきました。このことが実用分散系を設計する際の理論と実在系の隔たりとなり、多くの技術者にとってモノづくりの障害や技術革新の課題となってきました。本講座では、実用分散系を実際に取り扱われている技術者の方々にお役に立てるよう、分散性の定義や分散制御と言った基礎から各分野の応用例まで様々な視点からの講演を定期的に開催できるよう企画して参りたいと思っております。今回はその第1回目として、分散安定性の基礎理論として有名なDLVO理論の解釈の仕方について、この分野では第一人者の東京理科大学 大島広行先生をお迎えして開催致します。また、実際の評価方法につきましては、武田コロイドテクノ・コンサルティング㈱の武田真一氏にご講演をお願いしております。理論的アプローチや実用系の扱い方を学ぶ機会となれば幸甚に存じます。実用分散系にご興味をお持ちの研究者や開発の課題でお困りの技術者の方など各分野からの幅広いご参加をお待ちしております。
【セミナー概要】
主催:MSサイエンティフィック株式会社 株式会社ピーエスエスジャパン
開催日時:2015年10月19日(月)13:00~17:00(12:30開場)
開催場所:アットビジネスセンター東京駅 305号室
定員:50名
参加費:2,000円(当日、受付にてお支払下さい)
セミナー内容:
13:00~14:30 「分散・凝集評価のためのゼータ電位の基礎」講師
東京理科大学 名誉教授 大島 広行 先生
分散・凝集性評価に必須なゼータ電位やDLVO理論に関して、分かり易く解説して頂きます。
14:30~14:40 休憩
14:40~15:30 「High Resolution and High Sensitivity Particle Size Analysis with the SPOS Technique」
講師 パーティクルサイジングシステムズ社(USA) Dr. Patrick O'Hagan
独創的な個数カウント方式粒度分布測定装置の最新アプリケーションをご説明致します。凝集による粗大粒子にお困りの方は必見です。
15:30~16:30 「濃厚系スラリーの分散・凝集性解析事例」
講師 武田コロイドテクノ・コンサルティング㈱ 武田 真一 様
濃厚系を対象に分散機や分散剤を用いた解析事例を紹介して頂きます。
16:30~17:00 個別相談会
各講師に個別にご相談頂けます。
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